前回登場した「初めまして」が苦手で異性とのコミュニケーションがイマイチ上手く取れなかったサオリさん。
顔面：★★★☆☆
年齢：24歳
属性：経理事務OL
育ち：女子校育ち・中堅大卒
彼氏いない歴：2年
今回は会話におけるタブーについてのお話です。
空気の読めない女サオリの場合
「初めまして」のコミュニケーションは取れるようになってきましたが、やはりコミュニケーションが苦手なためたまに男性をひかせてしまう場面が多々ありました。
モテるための話術も大切ですが、その前にタブーに触れないように気をつけましょう。
モテない人は人同士の暗黙のルールがわかっていなかったり、無意識に人の地雷を踏んでいることが多いです。
最初に地雷を踏んでしまうと「やばい人」のイメージが強くついてしまうので挽回が難しいです。
今回はサオリさんが触れてしまっていた絶対言ってはいけないことやトークでのタブーについて書きます。
恋愛トークで言ってはいけないタブーとは？
相手の家族の否定・批判・悪口を言う
まず絶対に言ってはいけないことは相手の家族の否定・批判・悪口を言うことです。
これは恋愛だけでなく人間界の暗黙のルールです。
恋愛や婚活以外でも、友達がどんなに恋人の悪口を言っていても同様にいい気分はしないので乗ってはダメです。
例えば相手が親の悪口を言っていたら、「それは大変だったね」「うちの親も似たことするからわかる！」と同調する程度にしましょう。
どんなに相手が親族の悪口を言っていたとしても他人に率先して悪口を言われていい気がする人はいません。
それを言った瞬間に人格や育ちを疑われ、嫌な印象がついてしまいます。
相手の趣味や好きなものを否定する
多くの人は「私フットワーク軽いんです」と言いつつ、自分の好きなことや興味のあることのみに軽い人が多いです。
それは自分の興味のある事に素直なだけで、本当にフットワークが軽いのとは少し違います。
例えばW杯開催中に、サッカーをロクに見たこともないのにサッカーファンに「サッカーを見る人の気が知れない」のような否定的なことを言ってしまう人がいますが、それは一通り試して気が知れない理由がハッキリある場合しか言ってはいけない言葉です。
誰かに迷惑をかけている訳でもない趣味を否定するのはやめましょう。
「嫌いだ」と言うのはせめてその趣味を自分も試してからにしましょう。
人に勧められて興味のないことまでやってみる人が、真のフットワークの軽い人です。
オタクと言う
「私って美容オタクなんです」「俺アニオタだから」はいいんです。
でも他人に「あの人美容オタクだから」「あの人アニオタだから」は否定的に聞こえてしまい、いい気分はしないので「オタク」と言う言葉を他人に使うのはやめましょう。
女性の自虐トーク
男性が女性に求めている笑いは「自分の繰り広げる笑いを理解し笑ってくれる女性」です。
男性は女性に「笑わせる」より「笑ってくれる」ことを重視します。
また日本人は自慢話より不幸話が盛り上がる傾向にありますが、妙齢の女性の自虐トークは反応に困ります。
特に男性は自分より下だと感じる女性は恋愛対象外にします。
自虐トークは自分の市場価値が低いことをアピールしてしまうので、出会いの場で、「モテない」「見た目が悪い」「彼氏がいない」「彼氏ができたことがない」等の自虐は絶対にやめましょう。
また自虐しすぎると自己肯定感の低さを相手は感じてしまいます。
自己肯定感の低い人は男女共に恋愛で敬遠されます。
男性の前で女性は「自アゲトーク」をしましょう。
例えば、日本人は本気で太っている人に対して目の前でデブの話をすることは気まずいと感じますが、太っていても渡辺直美さんはそのようなネガティブなイメージや自虐は感じないですよね。
自分の欠点を自アゲネタにして明るい人になりましょう。
上級者編・自アゲトーク実践例
サオリさんは元々明るいキャラクターの女性だったため明るい自アゲトークを使っていました。
サオリさんが使っていた自アゲトークの例を一部書きます。
但しキャラや見た目によって会話内容が変わってくるので、自分に合わせて使って下さいね。
自アゲトーク①「顔で売ってる」
「顔はそれ程でもない」とか「美人と言う程ではない」と男性に言われた場合（ただこう言う失礼なことを言う男も大概…笑）
「ほら私、顔しか良いところないからさ（笑）」。
あくまでも冗談とわかるように言って下さい。
自アゲトーク②「手頃」
周りが明らかに巨乳で男性陣たちにチヤホヤされていて自分だけ違う時に
「手頃なサイズはいかがですか？扱いやすいですよ。」
周りが美人だらけな時も「手頃」は使いやすい言葉です。
自アゲトーク③「彼氏は沢山いる」
「彼氏いるの？」と聞かれて困った時
「5人くらいかなー（笑）あなたは何人彼女いるの？」
ネタにしましょう。
自アゲトーク④ 褒められた時
例えば「気が効くね」と言われた時に日本人はついつい「そんな事ないですよー」と言ってしまいがちですが、
「ほら、私、気しか使えないから」
と自アゲしましょう。
重たい話は取り扱い注意
但し、いくら自分の欠点をネタにするとは言っても重たい話をネタにするのは注意が必要です。
相手に大きく悪い印象を付けてしまう可能性があることと、こんなに出会ってすぐに他人に重い話をするなんて誰にでも話しているのかなと、マイナスに思われてしまう可能性があるからです。
それなので病気や家族関係や過去についての重い話は、ある程度仲良くなってからしましょう。
まとめ
トークタブーを侵さなくなったサオリさんはその場の空気を凍らすこともなくなりました。
皆さんもまずはトークスキルを上げるより、自分が変なことやマイナスなことを言っていないか見直してみましょう。
・相手の家族の悪口
・相手の趣味や好きなものを否定する
・人をオタクと言う
・自虐話
・初見での重たい話
（恋愛IQライター）
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