青汁王子こと三崎優太さんのセルフマネジメント術【IQ25】

時事ネタ

昔は「炎上する」というのは恥であり悪であり凄く嫌なことでした。

ところが最近意図的に炎上を起こし、世間からの注目を集める「炎上商法」というので利益を得る人も増えています。

最近、青汁王子こと三崎優太さんが炎上していたので分析してみました。

セルフマネジメントのプロ・青汁王子の場合

法人税法違反などの疑いで逮捕され、先日、歌舞伎町・愛本店でホストになった青汁王子こと三崎優太さん。

脱税で捕まった後も借金が4億あるとTBSのサンデージャポンなどに出演して涙の訴えをしていましたが、借金があるのもヤラセだったことを告白しました。

キャバ嬢やホストに噛みつき炎上

青汁王子は有名なホストにわざと喧嘩を売り、炎上します。

中にはホストのファンから「殺す」などの怖いリプライが沢山きていました。

なんでこんな失礼なことを赤の他人に言うのか青汁王子の友人に確認したところ、彼の中でシナリオを書いてやっていると聞きました。

確かに本人もストーリーがあるようにツイートしています。

ただここまでが目立ちたがり屋なのって、自己顕示欲がとても強いですよね。

青汁王子は何故指名がとれるのか

今までの炎上にシナリオがあったように、ホストクラブで沢山売上を上げているのも実際はホストクラブ側とのヤラセなのではないかと思い、実はこの店の関係者に事実確認をしてみました。

すると「お店に沢山の初回指名の電話が来て、お客様が高額のボトルを卸しているのも事実。おかげで毎日店が忙しい」との回答をいただきました。

1番最初に愛本店がスカウトしたのも本当だそうです。

噂レベルの話ですが、芸能界を引退された成宮寛貴さんや元TOKIOも山口達也さんにもスカウトの連絡をしたけど断られたという話を関係者から聞いたことがあるので、青汁王子はもしかしたら沢山スカウトしているうちの1人で、偶然乗り気になったのかもしれません。

人は知名度の高い人が好き

ホストクラブは芸能人やアーティストのコンサートを見に行く感覚とは桁違いの金額が必ず必要なので、沢山の人たちが会いに飲みに行ったのは凄いですよね。

しかもお店に行った人はみんな写真を自分のSNSに載せるし、青汁王子も来てくれた人をタグ付けしてアップしていたため女性の自己顕示欲も満たされ、もはや歩くインスタ映えと言っても過言ではないです。

突拍子もないことをしている知名度の高い青汁王子と繋がりがあることが、好奇心も含めプラスになるから脱税で捕まり会社を辞めてからも周りのみんなが離れないし近づくのでしょう。

青汁王子のセルフマネジメント術

青汁王子の

胡散臭い犯罪者→胡散臭いメンヘラ男(彼女に振られた設定の頃)→友達にはなりたくないけど面白いやつ→指名してみたい

までイメージチェンジさせたセルフマネジメントは本当に凄いです。

もちろん今も胡散臭いままですが、Twitterのリプライを見てみるとはいつの間にか「胡散臭い」より「面白い」「頑張れ」のコメントの方が多くなっています。

芸人・ミュージシャンと青汁王子の違いは、前者はコンテンツを身につけていて、青汁王子は本人がコンテンツになっています

青汁王子は「やばい人」のイメージを先に付けたため、Twitterは炎上してるけど店に行って話したらいい人だったとか、ホストに謝ったり応援したり少しのことでイメージも良くなりやすかったのもあります。

例えば

ギャル→料理ができる:ギャップ
外見地味→料理ができる:普通

で同じ技能なのに、ギャルが料理ができると言った方が印象に残りますよね。

このようにセルフプロデュースもサスティナビリティが求められる時代になりました。

ギャップを持つことで、人間の厚みがある人なのではないかと思わせ印象操作ができます。

トランプ大統領を彷彿させる青汁王子

敵は国税庁

ついに青汁王子の目的の1つが明らかになりましたね。

青汁王子の国税庁叩きを見てトランプ大統領の選挙戦を思い出しました。

まずは国税局に立ち向かうこと。

今回の動画配信〜100万円プレゼント企画が始まる前に、恋愛IQライターの間ではこんな話をしてていました。

・この人が自分をコンテンツにして何かを企んでいる
・知名度を上げるための手段としてかなり効率のいい方法
・ターゲットは知識層ではなくどちらかというとマイルドヤンキー層

まさしく本人も話しているように、知名度を上げるための手段として一気にSNSのフォローワーが増える炎上という方法をとっていました。

注目すべきは「ターゲットは知識層ではなくどちらかというとマイルドヤンキー層」にあるのではないかということ。

消費税増税前のタイミングでわかりやすく国という敵を作り、一部の民意を掴みました。

ホストクラブで働いた経験も水商売という偏見を受ける立場になることで、かつてのキラキラ経営者というイメージからもっと親しみやすいところに降りてきました。

SNSというツール、わかりやすい敵、水商売。

演説動画の言葉選びも非常にわかりやすく、かつ感情的で、情弱層の民意を煽るのに適した表現と言えるのではないでしょうか。

そして極め付けに100万円という餌で、SNS閲覧者をフォローワーへとクロージングしました。

この構図を見ていて、トランプ大統領の選挙戦を思い出したのです。

リベラル派という敵を作り、感情的な言葉とパフォーマンスで敵を煽り注目を浴びました。

トランプ大統領は田舎の白人労働者層の心を掴み、今まで政治にほとんど関心のなかった層の支持を得ました。

執行猶予中は出馬できないので青汁王子が政治の道を目指しているのかはわかりませんが、とにかくアメリカの田舎の白人労働者のような、いわゆる情弱と呼ばれる層を中心に支持を掴もうとしているのは確かです。

日本においてもいわゆるマイルドヤンキーと言われる層は非常に母数の多い層のため、何か新しいビジネスを始めるにしても以前の青汁のような価格帯の商品を売るにはちょうどいい層と言えるでしょう。

もし情報ビジネスなどを始めるとしても扱いやすい層です。

何より、N国やマイルドヤンキー層SNS有名人などとの関わりをSNSに上げることも、もちろんブランディングの一貫ですので、どういった人物像へのアプローチであるかは顕著でしょう。

今後のビジネスは?

以前の青汁王子は、もっと「キラキラ系〜ギラギラ系経営者」層との関わりをアピールしていたので、ここにきてアピール対象が変わったことは明らかですね。

当サイトでは彼に対して支持も批判もありませんが、執行猶予中の身で万が一法に触れるようなことがあってはいけませんので弁護士を始め周りの人間の意見を取り入れているとは思いますが、彼のセルフブランディング自体は非常に頭がキレるなと感じ、今回記事で取り上げました。

これから先、彼がどのような方向に舵きりをして行くのかはわかりませんが、ネット上では政治の世界へ行くのではないかという噂もささやかれていますし、また事業を始めるなり、知名度をマネタイズするなどを予想しています。

倫理観などさまざまな声はあれど、彼(もしくは彼のチーム)に能力があることは確かでしょう。

そして何より一度得た名声や輝かしい生活、経営者のプライドやスリルは、彼の若さでそう簡単に手放せるものではありません。

きっと今回の一連の流れは青汁王子復活計画の一環でしょう。

今後もSNSではしばらく彼の名前を見かけることになりそうですね。

まとめ

・セルフプロデュースもサスティナビリティが求められる時代
・青汁王子の印象操作が凄い。
・自分を楽しいコンテンツにした青汁王子は仕事も恋愛もなんでもプラス。
・彼は炎上商法で自分をコンテンツ化した。

恋愛コラムサイトである恋愛IQですが、少し恋愛から話が逸れてしまいました。

でもこれからの世の中は、仕事も恋愛もセルフプロデュースがどんどん大事になって行くでしょう。

(恋愛IQライター)

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