前回、なぜ歌舞伎町のホストクラブがクラスター化したか書きましたが、今回は
なぜ店名を公表しない?
今の時期、ホストクラブに行くなんて危険だとわかっているので、ホストクラブに行った経験のある人でもほとんどの人が行かないと思います。
ワイドショーでも「休業しないパチンコ屋は店名を公表したのにホストクラブは公表しないのはオカシイ!」と言っているのを散見しますが、パチンコ店と違ってホストクラブはみんなが行く場所ではありません。
店名を公表しなくても日本人の大多数の人は一生行かない場所です。
またパチンコは店名を公表されても働いている人はバレませんが、ホストクラブはほとんどのホストさんがネット上で顔出し(名前は源氏名ですが)をしているため、働いている個人を特定されてしまうのでそれを国や東京都がするのは難しいと思います。
女が危険を乗り越える契機は恋心!?
新型コロナウイルスで危険だとわかっているのにも関わらずホストクラブに行ってしまうのはなぜでしょうか?
情弱な方もいるでしょうが、多くは危険だとわかっている上で指名しているホストさんに恋をしているのでしょう。
女性が危険を乗り越えてしまう時の多くは「恋心」が関わっています。
好きだからお店に会いに行ってしまうし、付き合っている体の営業スタイル(本営と言います)の場合、営業後のアフターで濃厚接触してしまうでしょう。
ホストクラブの営業スタイルなどについてはこちらの記事をご覧下さい。
女性客はセックスをするとお金を遣う
人は嘘だとわかっていても0.1%でも自分に都合のいい情報があれば信じようとします。
大好きな彼(指名しているホスト)に「他の女と濃厚接触してないよね?」と言って「お前だけに決まってるだろ」と言われればそれを信じて濃厚接触してしまうでしょう。
またホスト側も「お客さんが誰も来なくてヤバイ」「来てくれるのはお前しかいない」と嘘も方便で言って営業してしまうでしょう。
そうすると恋心を抱いているお客さんは「濃厚接触しているのは自分だけだ」と思い、営業後に2人で飲みに行ったり、カラダの関係を持ってしまうでしょう。
今の時期のように売上が辛い時であればある程、ホスト側もセックスをして女性客を依存させたり、1人あたりの単価を上げる努力をするため営業中より営業後の方が感染率が高そうです。
規制すべきは店内営業ではない
つまりワイドショーでどんなに「ホストクラブは感染対策をしているのか?!」などと騒ぎ立てても意味がないんです。
それにきっと、さすがに今全く新型コロナウイルスの感染対策をしていないお店なんてないと思います。
入口でアルコール消毒したり、検温したり、多少の距離を取って座るでしょう。
だから問題は店内営業ではなく、ホストクラブには女性の恋心が大きく関係していること・営業後に店外で濃厚接触してしまうことなのです。
なぜ歌舞伎町以外の夜の店でもクラスター化したか
歌舞伎町のホストで、横浜店や池袋店を掛け持ちして働いているホストは皆無でしょう。
ホストクラブのオーナーが、様々なエリアに出店していて行き来している可能性はあるでしょうが、そのような人はあまりお客さんと濃厚接触していません。
だからホストクラブの従業員が原因とは考えづらいです。
しかしお客さんはどうでしょうか。
ホストクラブが大好きなお客さんであれば、自粛中もホストクラブに行きたいはずです。
しかし歌舞伎町に行くのは怖い…そうなると近場の横浜や池袋のホストクラブに行ってしまうでしょう。
これが歌舞伎町に遅れて、首都圏のホストクラブがクラスター化した原因だと考えられます。
まとめ
なぜホストクラブがクラスター化・歌舞伎町より横浜池袋が遅れてクラスター化したのかわかっていただけたでしょうか?
これはホストクラブだけではなく、私たちの生活の中で「東京は感染者が多いから神奈川に遊びにくか〜」などと安易に考えてしまい、結局東京以外の場所をクラスター化させてしまう可能性があると言うことです。
今は厚生労働省の接触確認アプリを登録の際に個人情報は入れなかったので、悩んでいる人は登録してみて下さい。
(恋愛IQライター)
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