今回はみんなに「いい人」と言われるのに彼氏ができないユイさんのお話です。
顔面:★★★☆☆
年齢:28歳
属性:弁護士事務所事務OL
育ち:共学育ち・女子大卒
彼氏いない歴:28年
「いい人」過ぎてフラれる女ユイの場合
ユイさんは28歳で今まで男性と付き合った経験がありません。
今まで片思いをしたことは何度もあり、2人で出掛けたりアプローチはしてみるもののいつもフラれてしまいます。
ユイさんはとても性格もよく、女友達からも愛されていて、勤務先の弁護士事務所内やクライアントからもいつも「いい人だ」と言われ、非の打ち所のない優しい性格です。
しかし「いい人」以外の褒め言葉はなかなか貰えません。
ユイさんはどうすれば彼氏ができるのでしょうか?
なぜ恋愛に「いい人」がいらないのか
あなたは異性の事を「あの人いい人だなぁ〜好きだ!!!!!」と思った事はありますか?
ありませんよね。
恋愛経験の少ない方々に異性にどう見られたいかアンケートを取ったところ、「いい人に見られたい」と回答する方がチラホラいました。
ですが、恋愛においていい人である事は全く自分の「推し」にはなりません。
アラサー女性は恋愛が上手く行かない時に料理教室やヨガなど内面磨きに走りがちです。
しかし内面だけを磨きすぎても「いい人なんだけどね」と言われるだけです。
つまり「いい人」である事は他人と差別化できる「推し」ではなく、日本人のほとんどが持っている人間としての前提の性格です。
ヤンキーだってギャルだってホストだって「あんな見た目だけどいい人なんだよね」と言われますし、なんならみんなに嫌われている人ですら「でもあの人は根はいい人なの」と言われます。
つまり「いい人」は人間としての前提であり、異性に選ばれる理由にはなりません。
男女別異性の選び方
グループの中から1人の異性を選ぶ基準は男女によって違います。
女性は男性の関係性や所属から魅力を判断する傾向にあります。
例えば女性は、ジャニーズ事務所に所属の○○君や嵐の××君、で選びます。
婚活市場で言えば、一部上場企業の〜等です。
一方男性は、女性に順番をつけて分類し魅力を判断する傾向にあります。
それがAKB総選挙です。
合コンで幹事をする場合 女性は外見の可愛い女の子を集め、自分が1番輝けるポジションを探し、他の人と比べて自分が1番輝ける部分をアピールしましょう。 男性は素敵な男性(ルックス・経済力・肩書き等)を集め、その中でトークで印象を残すのが効果的です。
あなたの推しを決めよう
まず「自分が他人にどう見られたいか」を自己分析をして考えてみましょう。
それは「優しい人」等の抽象的なものではダメです。
「自分が他人にどう見られたいか」の自己分析をしっかりできない人は全ての回答が抽象的になってしまいます。
そして他人にどう見られたいかを考えた上で、そのイメージに合う自分が人と差別化でき、出会いの場でアピールできる「推し」を考えましょう。
人は誰しも他人より優れている部分があると思います。
だから圧倒的に他人と差別化できるものを考えましょう。
「優しい」はマザーテレサ並みに優しくないと推しにはなりませんし、「料理教室に通っている」も料理研究家並みの腕前がなければあまり推しにはなりません。
印象を残すトーク術
他の女性と違った切り口で話そう
「いい人」と呼ばれる人は会話も無難な会話をしてしまう傾向にあります。
まずは下ネタ〜政治経済まで、相手を見て他の女の子と違った切り口で話して印象を残すようにしましょう。
普通の女の子は自分の興味がない話には興味を持たずに話さない人が多いので、どんな会話でもついていけるのはその場で盛り上がるだけでなく、知的な印象を残すことができます。
これは特にハイスペ男性を狙っている方にとても有効です。
ネタは薄く広く仕入れておく
話を人と合わせるネタが全然ないと思う方はkindle読み放題等で薄ーく沢山の本や雑誌を読んでみたり、新聞も一面と社説とあとはザッと見出しを読むだけでも話のネタが仕入れられます。
テレビも人気な番組は時間がなければ倍速再生でもいいので流し見しておくと良いです。
たまにどのワイドショーでもやっている全国民が知っているであろう芸能ネタを飲み会でみんなで話している時に「私テレビ一切見ないんで知りません」と言って空気を壊す人もいますが、知らないことやテレビを見ないことは偉いことではないので、誰とでも楽しく話をできるようにネタは常に仕入れておきましょう。
カラオケの取り扱い方
女性は歳上の男性と恋愛関係になることも多いので、カラオケに行く前に自分の好きな男性の年代の音楽も聴いておくと良いです。
ただ、例えば40代前後のBOOWY全盛期だった方に「マリオネット最高だよね!」と言っても「あーマリオネットかぁ」と微妙な反応をされる場合もあります。
GLAYで言ったら「HOWEVER」、TMRで言ったら「WHITE BREATH」、モーニング娘。で言ったら「LOVEマシーン」、安室奈美恵で言ったら「CAN YOU CELEBRATE?」しか知らない人をファンはファンだと思ってくれないからです。
特にその人がそのアーティストの熱狂的なファンだったら「なんだニワカか」と嫌われる可能性すらあります。
だからカラオケに行ったらBOOWYのコアな曲を歌った方がいいですし、何なら熱狂的なファンのお兄様に氷室京介と布袋さんの話を気持ちよく語らせて、そのネタをどんどん吸収してまた別の場所で話のネタとしてリサイクルしていくととてもコスパがいいです。
男性は高確率で「昔好きだった音楽の話」は好きで永遠に語ってくれますし、一緒にカラオケに行ったり更にデュエットするキッカケになるので好きな人が学生時代に聞いていた音楽を調べて聴いてみましょう。
好きな人のオススメは必ず試す
好きな人の「この○○面白いよ」「これ美味しかったよ」等のオススメは片っ端から試しましょう。
そして「あの映画見たけど面白いね!」「あのお店行ってみたけど美味しいね!」と感想を伝えましょう。
好きな人が好きなものの話は1番盛り上がりますし好印象に繋がるのにもかかわらず、それを試さない人が多すぎます。
恋人ができないと嘆く人のほとんどが何もアクションを起こしていません。
いつか理想の人が自分のことを見つけてくれて、好きになってくれて、両思いになれると思っているのです。
受け身でいることと何もしないことは全く違います。
まとめ
ユイさんは話のネタを増やすようになり、今まで飲み会で「いい人なんだけどね」とばかり言われていたのが、「真面目な人だと思っていたけど実は面白いね」「話していて楽しい人だね」と言われるようになり、合コンでも人気になるようになり、ついに趣味の格闘技の話で意気投合した歳上の弁護士と交際することになりました。
ユイさんがしたこと ・弁護士事務所に勤めているため法律に詳しい(知的) ・法律の話で法律に興味のあるハイスペ男性たちと盛り上がれる ・テレビや雑誌で幅広い情報を仕入れて話のネタの確保(法律ネタだけだと堅すぎるため) ・格闘技が元々好きだったので格闘技好きアピールで他の女性と差別化 ・彼の年代のヒット曲をまとめたアルバムを借りて聴く ・同じ業界に勤めているので彼の忙しさや業務内容を理解し共感できた
結局何を推しにしたらいいのか
先程も書きましたが、他の同性があまり持っていないものを推しにしましょう。
これは他人が勝手に「あなたの推しは今日からコレ!」と決めても意味がないので、自分のどこが他人に比べて特別かを考えてみて下さい。
女性はライバルは少ないけど男性でその趣味を持っている人が多い、ゲーム、少年漫画、競馬、ゴルフ、格闘技、スポーツ観戦、ガンダム等から勉強してみましょう。
既に凄く詳しいものがあれば出会いの場で話して反応を見てみて下さい。
(恋愛IQライター)
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