いつの時代に何歳になっても議論になる「デートでの奢り奢られ問題」。
飲み会で女に「女の子千円だけ貰って良い?」って言う男を見ると、「お前、千円でプライドも株も失ってるけど大丈夫か?」と声をかけたくなります。
— 妹尾ユウカ (@yuka_seno) October 14, 2019
このツイートのリプ欄もかなり荒れてますね。
奢り奢られと一言に言っても、恋愛というものは「人による、タイミングによる」部分が多いものです。
今回はハイスペックと言われる男性を中心に、年収別奢り奢られ論を考察していきます。
奢り奢られと言うと、少しやらしい印象があるかもしれませんが、お金の使い方というのは、稼ぎ方以上にその人の性格や価値観のわかる部分です。
他の女性と差異を作り、好印象を与えるというのが奢り奢られのキーポイントです。
年収1000万円前後の男性の場合
優雅に生活すると金欠になりやすい
一番女性の金銭感覚にシビアであるのがこの層と言えるでしょう。
華やかな経歴・肩書きが多く、お金目当てのような女性も寄ってくる一方、毎回デートでコンスタントに高級店をご馳走し、贅沢な生活をするとすぐに金欠気味に陥ってしまう。というのがこのラインです。
ここの層は2000万以上の層との交流もあり、同性であっても500万の相手にはご馳走する人も多いため、見栄を張ってしまうこともあったりなかったり・・・
協力的な奢られ上手になろう
この層の男性の攻略法は「自立した経済力のある、協力的な奢られ上手」です。
奢られ上手と書きましたが、最初のデート以外では自分もお財布を開くつもりで挑みましょう。
もちろんきっちり割り勘にしたり、彼より多く払うという必要はありません。
一軒めで食事をご馳走になったから、二軒めのお酒やデザートは私が持つね。細かいのあるから端数は私が出すね。3000円(飲食費の30%くらい)をお店を出てから渡す。くらいのスタンスでいきましょう。
よく「お金のかからない女」をアピールする女性がいますが、このご時世「あなたには及ばないけど、きちんと自分の生活費は稼げる女」をアピールしていく方が効果的でしょう。
というのも、結婚や共同生活を想定した際に、男性側が高額でなくても一方的に相手にお金を搾取されるというイメージを抱かせるよりも、世帯収入が増えるイメージをさせた方が好印象であるためです。
このくらいの年収になってくると、基本的にご馳走になろうという姿勢の女性が多くみられます。
きっちりと割り勘!というのではなく、自分がお金を払う意思があり、相手の負担にならないというアピールが効果的でしょう。
二人三脚できる女になろう
現代の社会状況や価値観では1000万の収入がある男性が家庭を築くにあたり、あまりお金遣いが荒くない女性であっても収入のない女性より、年収300万の女性と結婚し、世帯年収を1300万にする事の方が現実的です。
収入的側面でおんぶされることよりも、生活・収入などを総括して二人三脚で歩める女性になりましょう。
また年収1000万円前後の男性に対しては、コストパフォーマンスの高いお店リストをを持っておけるといいでしょう。
自分の収入でも友人同士でいけるような一人単価1万円以下の良い飲食店をいくつか知っておくと、自分自身の生活も豊かになりますよね!
年収1000万円代後半〜3000万円の男性の場合
肉体的・精神的に疲れている人が多い
ここまでくると、相当な贅沢をした暮らしでない限り安泰となります。
しかし、激務系の職種が多くで、肉体的・精神的に一番負担が大きいのがこの層でしょう。
それと同時に、他の同世代よりも稼いでいるという自負もあります。
最初のうちはご馳走してもらって構いません。
彼らには1000万円前後の年収の男性以上にお金目当てで寄ってくる女性が増える層です。
ここの層の攻略法は「男性への気遣いと自分のご機嫌をとるお金を惜しまない」です。
惜しまないと言っても贅沢をしろということではありませんよ!
やたらと高級レストランばかりリクエストする、高価なものをねだる等をしなければ、基本的には常識の範囲で奢ってもらってOKな層です。
サポートできる女になろう
年収1000万円を超える女性は1%以下と言われています。
ここの層の男性になると、カップルでの収入差がかなり開いてきます。
また、20代で年収1000万円を超える企業は少ないため、男性が年上という場合が多くなるかと思われます。
そのため、元々ご馳走するつもりで女性と遊ぶ男性がほとんどになります。
ここで意識すべきことは、金銭面よりも相手と自分のQOL( quality of life)の向上です。
先ほども書きましたが、激務な男性が非常に多い層なのです。
この人といればより高みにいけそう。自分のサポートをしてくれそう。と思わせることが必要です。
簡単なところで言えば、時々センスのいい手土産や、相手のライフスタイルに合った差し入れをすることなどもいいでしょう。
この時にもしも代金を渡されそうになっても受け取らないでください。
相手をよく観察して喜んでもらえるものをリサーチし、自分で稼いだお金で購入しましょう。
これはまた説明しますが、ある程度モテる女性ほど、デートやお財布は男性側にプロデュースされることばかりでしょう。
時々相手の立場に立ってみてほしいのです。
自分のご機嫌を取るとは
前述した自分のご機嫌をとるというのは、一部の依存体質の人を除きどの男性に対しても必要な技術です。
特に激務の相手といるためには自分のご機嫌が取れるかどうかということがとても大切になるためにここに書きましたが、恋愛のみならず人生を幸せに歩むための技術として一つは持っておくべきなのです。
ここの層では、おんぶでもなく、二人三脚でもなく、分業制をとりましょう。
頼りにしても依存はせずがモットーです。
このくらいの収入になると、金銭的負担よりも、精神的負担を非常に嫌悪する男性が多くなります。(稀にメンヘラや寄生虫のような女性にハマる人もいますが・・・)
依存というのは、精神面ではもちろんですが、経済面も大切です。
例えば自分の収入が500万円の女性が、収入の高い恋人と付き合っていると、年収800万円くらいの体感になってしまいがちです。
自分の生活基盤は身の丈にあったしっかりした生活を保ちましょう。
年収3000万円以上の男性の場合
トリッキーな女がモテる!?
この層は「基本的にご馳走になるも、トリッキーな女であれ」です。
このくらいの年収になると、圧倒的に自営業者の割合が増えます。
立場や性格柄、同性であってもほとんどの場合自分が奢る機会ばかりになります。
それを逆手にとって、ご馳走し慣れてるからこそたまにこっそり会計を済ませておくと新鮮味があるのかとても喜んでもらえたりします。(初デートでやると我の強い女性だと思われがちなので控えましょう)
自分のことは自分で賄おう
また、コンビニの小さな支払いであっても払ってくれようとする男性が多くなります。
一緒にいる時でもなるべく自分のものは自分で買う。旅行に行く時は、当たり前のように自分で払うつもりでいる。(基本は旅費も出してくれる人も多いが、なるべく最低限の自分で払うと印象に残る)
など、自分のことは自分で賄えるという自立心も大切です。
お金目当ての女性も多いため、例えば現金払いの会計時に細かい現金がない時に、サッと差出せるかなど、結構細かいところも見られていますよ。
そして、お金の使い方は性格だけでなく育ちの良し悪しも出てしまうので注意してください。
共通の注意点
以下は先程書いた全ての年収の人に言えることです。
・1回目のデートはご馳走になる。
・2回目のデートでは、1回目のお礼として、センスのいい、もしくは話題性のある手土産をを持って行く。
・財布を出すそぶりはする。
・笑顔でご馳走さまを言う。
・高い店や、寿司や鉄板焼きなど、相場が高いジャンルのチョイスをしない。
・記念日や特別な時を除いて自分の年収と比較して、行けないような店は自分で選ばない。
・基本的に最初のうちは相手に店選びを任せる。
・スイカやクイックペイなど、素早く支払えるものを持っておく。
・現金をなるべく細かめ(1000円札)で持ち歩く。(最近あまり現金を持ち歩かない男性が増えているため)
・年収が上がればあがるほど、女性がお金を払うということに驚く。
・プレゼントやサプライズには、その場でお礼を言った後に、解散時、解散後ラインでなど2〜3回喜びとお礼を伝える。
ちなみに手土産やプレゼントは、そもそも彼らは自分で大抵のものは買えるので、金額ではなく相手の事を考えて選んだことが伝わるものだとベストです。
まとめ
今回は奢る奢られ議論以前に、奢ってくれるのが当たり前のハイスペ男性層へのモテる奢られ方について書きました。
今回書いた年収別の対応方法は、相手に「お金目当てではないのか?」という金銭面での不信感を抱かせずに、男性の金銭的部分の承認欲求を満たすところにあります。
この承認欲求はほとんどの場合収入に比例して大きくなるから、このように収入別対策が必要なのです。
今後、奢ってもらうのが当たり前な態度がムカつく、奢らない男は嫌だ、なんてくだらない議論が起きないように、奢ってもらうなら奢ってもらうなりのメリットを相手に与える素敵な女性を目指しましょう。
(恋愛IQライター)
コメント